スタートアップ企業情報から見るマーケット情報収集




マーケット情報を収集したいとき、皆さんはどのような手段を取られるでしょうか?

お手軽かつ、楽しみながら情報収集が出来るサイト「startup db」がすごく楽しいので紹介いたします。

スタートアップ企業に対し、「ヒューマンキャピタル」・「マネーキャピタル」を行うStartups, Incさんが提供されているサービスです。

 

この、Startups, Incさんスタートアップ企業に対するベンチャーキャピタルを行っていることもあり、今後成長の可能性が高いとされる事業やサービス情報を豊富に掲載されています。

 

■伸びる企業が分かる「startup db」

 

「どこそこの企業が資金調達を行った」や「業務提携した」などの情報サイトは多いですが、業種ごとにカテゴサイズされているのがとてもわかり易いです。

資金調達額が多いということは、「事業の成長性」「実現可能性」「強い特色」「マーケット環境の良さ」などが投資家から評価されていると考えられます。

 

知名度を一気に伸ばしている「サービス」も、サブスクリプションへの足掛けのサービスで、その後の展開がとてもワクワクするものだったりします。

きっかけの得やすい事業で認知度と、強固なプラットフォームを構築し、そこからSaasに移行していくものが多いですね。

 

①ベルフェイス社

 

例えば、累計6億6,000の資金調達を行っている「ベルフェイス」最近はCMをよく見かけますし、先方とのやり取りで使わせていただくことも増えてきました。

資金調達額が高いので、少し興味がでました。

 

startup db」で見るまでは、ほんとただのテレビ会議システムかと思っていましたが・・・事業の本質は、テレビ会議をするだけではなく、

勘と根性の営業を、テクノロジーで進化させる

とのこと。

 

インサイドセールスを核として、属人的かつ育成の難しい営業というポジションを革新させるサービスであることがわかります。

「商談の録画」「トークスクリプトの作成」「成功事例のAI分析」などカスタマーサクセスにおける成果のでる理由をデータベース化し蓄積。

誰でも取り出して、属人性をなくした育成が可能となるよう。

 

「ベルフェイス」というテレビ会議システムから昇華して、営業の仕組み化を支援する、アップセルが可能となっている事業戦略はとても先見性が高いです。

データベースが事業の核なので、一社や一営業マンではなく、業界全体のカスタマーサクセスデータが蓄積されます。このデータ、どの企業も喉から手が出るほどほしいでしょうね。。

 

単価も取れそうですし、働き方改革の背景やなど、マーケットニーズとも合致していると感じます。

 

②Sansan社

 

また、名刺管理のSansanは名刺情報のデータベースを蓄積。

そのデータベースは人の動きを網羅しているので、「誰が転職した」などの人の動きの情報が蓄積されています。

すなわち名刺管理が核の事業はなく、データベースが存在していることが事業の核となるわけです。

活用次第では、最適な転職情報の提供が「企業にも」「個人にも」提供が出来るでしょう。

 

③スマートロックロボ『Akerun』を提供するフォトシンス

 

こちら不動産TECHを手がける会社。こちらもネットCMをよく見ます。

基本的には、オフィスの施錠を自動化するサービスとなっており、「初期費用ゼロ」「工事費用ゼロ」と低コストで導入が可能なシステムです。

このシステム、企業導入がの多さもですが、資金調達額も多いです。

 

一般的な目線で見ると、「スマートロックサービス」だけなのですが、

入退室管理・勤怠管理の情報は、様々なデータとして活用ができます。

働き方改革」の中で勤怠管理は必須要件となり、セキュリティに関する社会的責任も増加しています。

 

一面で見るとこの程度で、その程度でもコストが安いので、導入企業は多いでしょう。ただ、その後グロースの可能性として、企業の勤怠情報や様々なデータベースが蓄積します。

日本トップ企業である、トヨタ社長の「終身雇用を守れない」発言から見ても、

雇用主と雇用者の関係性は、よりフラットになる時代が来ます。

 

情報のフラット化が進む中、求職者の求める情報が蓄積されている。

コレも、世の中に取って必要不可欠な情報になる可能性があると感じます。

 

まとめ

 

Saasモデルでは、事業の熱量や成長性よりも解約率が事業の成長力を図る指標のようで、解約率10%以下でないと今後のグロースは難しいようです。投資家からすると3%が指標のようです。

 

サブスクリプションモデルでの新規サービス開発では解約率をKPIにして運用していくと良いですね。

導入者(企業)にとって無くてはならないものであるか?その指標が解約率に現れるのでしょう。

 

サービスの裏側、企業家のミッションや理念を見ていると、とても楽しくビジネスモデルの勉強になるので、若手のコンサルタントにもおすすめです。




ABOUTこの記事をかいた人

京都府出身。大学卒業後、新卒で上場IT商社に入社。 法人向けのITコンサルタントとして業務の効率化、WEBを活用した集客・営業コンサルティングを実施。 その後国内コンサルティングファームにて不動産業専門のコンサルティングに従事。役職はチームリーダー、全国のクライアントの経営顧問をしている。 専門分野は仕事上、不動産・新築住宅・WEB・IT分野などなど。 読書・資格取得・ITツールやアプリ導入などが趣味